山陽新聞によると、岡山県笠岡市で引きこもりの人や不登校の子どもらを支援しているフリースペース「エブリィハート」の利用者の保護者たちが、「ハートの会」を結成したそうです。同会は毎月集まって情報交換したり自由に話し合うことで、悩みを抱える保護者の憩いの場となることが狙い。
エブリィハートは2009年7月に開設され、保育士経験者や元教員ら7人が交代で悩みを聞いたり、専門機関を紹介して学校復帰や自立を支援しています。利用者が増えたことから、保護者に情報交換できる組織づくりを呼び掛け、ハートの会が発足しました。
利用者の一人は、「家では子どもと衝突しがちだった。同じ悩みを抱える親に話すだけで救われることもある」とコメントしているとのことです。